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■うっ帯性乳腺炎とは
産後期早期(3~4日)に乳汁のうっ帯(乳汁が乳腺内に溜まった状態)によって、乳房全体が腫れて痛むものをいいます。

■原因
乳管の開口が不十分なため、乳汁が乳腺の中に溜まってしまうためにおこります。
出産後しばらくは乳管の発達の段階あること、初乳は粘度が高く出にくいこと、、赤ちゃんが上手に吸えないこと、初産婦など授乳に慣れないことも原因となります。
■症状
乳房の一部分または全体が腫れたり、かたくなったりします。
触れたりすると痛みを感じ、乳房に熱感があります。
中には、乳房の発赤、腋窩リンパ節の腫脹および全身の発熱が軽度みられることもあります。

■検査・診断
問診、視診と触診で診断ができます。

■治療
閉鎖した乳管を開口し、うっ帯した乳汁を排出する必要があります。
授乳を積極的におこなう、授乳後には搾乳をおこなう、乳房マッサージによって乳管の開通をはかります。
ただし、乳房マッサージによって乳腺組織を破損することもあるため、専門の助産師に依頼することが望ましいでしょう。
疼痛が強い場合には、消炎鎮痛剤の投与や冷湿布などをおこないます。
化膿性乳腺炎の予防のために抗生物質が投与されることがあります。

■アドバイス
・医師や助産師の指導のもと、妊娠中から乳房手入れをおこない、乳管の開通、扁平乳頭や陥没乳頭などの矯正をおこなっておくことで産後の授乳がスムーズにおこなえます。
・だれでも産後しばらくは乳汁の分泌は少なく、赤ちゃんも十分に吸えませんが、根気強く吸わせることで順調になります。
・症状がみられたら早めに受診しましょう