| ■膣トリコモナス症とは |
膣トリコモナス原虫に感染することによっておこる膣炎のことをいいます。
主に性行為によって感染する性感染症(STD)のひとつです。
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| ■原因 |
膣トリコモナス原虫が膣内に入り感染をおこします。
性行為以外による感染には、便器、浴槽、タオルなどを介して感染することがごくまれにあります。
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| ■症状 |
おりものの増量とかゆみが主な症状で、その他、排尿痛、性交痛みを訴える場合もあります。
しかし、無症状のこともあります。
膣トリコモナス症に感染によるおりもの特徴は、通常よりも黄色っぽく、ときには膿のような緑色がかったもので、泡沫状を呈します。
鼻につくようなツンとしたにおいがします。
おりものが増えることで赤くただれることもあり、このことで排尿時にしみたり、痛みを感じます。
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| ■検査・診断 |
膣内の分泌物を採取し、顕微鏡検査で西洋ナシ状で活発に活動する膣トリコモナス原虫を確認する、おりものや尿をトリコモナス培地で培養後、塗抹標本をギムザ染色し、顕微鏡検査で膣トリコモナス原虫を確認することで確定診断となります。
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| ■治療 |
トリコモナス膣炎は性感染症(STD)ですから、パートナーも同時に治療する必要があります。
女性の膣トリコモナス原虫が尿中にも検出されることが多いため、経口薬と膣錠の併用治療がおこなわれます。
治療開始後数日で症状は軽減するのですが、膣トリコモナス原虫が検出されなくなるまでは医師の指示通りきちんと薬の服用を続けることが大切になります。
パートナーと同時に治療を受けないと、パートナー同士で感染を繰り返す(ピンポン感染)となります。
また、男性は長期間無症状のことも多いうえに、膣トリコモナス原虫の検出が困難であるため、ピンポン感染による再発も多くみられます。
治療にあたり妊娠の可能性がある場合にはその旨を医師に伝えてください。
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| ■アドバイス |
・ピンポン感染による再発を防ぐためにもパートナーと同時期、同期間の治療が大切なことです。
・症状がなくなったからといって治療を自己判断で中止すると再発し、悪化することがりますから根気強く治療を続けることが大切です。
・きちんと治療しないと炎症が卵管にまでひろがり、不妊や流産、早産の原因になることがります。
・治療中はセックスは控えるか、きちんとコンドームを使用する必要があります。
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