| ■月経前緊張症とは |
月経がはじまる10日前後前より精神的・身体的不快症状があらわれ、月経がはじまるとともにそれらの症状が消失するものをいい、月経前症候群とも呼ばれています。30〜50%の女性に何らかの月経前緊張症がみられるといわれていて、多くの場合毎回月経の前になると同じような不快な症状があらわれます。
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| ■原因 |
月経前緊張症の原因としては、エストロゲンやプロゲステロンの異常、セロトニン分泌異常など神経伝達物質の代謝異常などさまざまな説がありますが、まだはっきりとはわかっていません。
しかし、黄体期の女性ホルモンなどの変化が関係していると考えられています。
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| ■症状 |
月経前緊張症の症状は身体的症状だけでなく精神的症状も多くみられます。
【精神的症状】
イライラする、怒りっぽくなる、攻撃的になる、やる気がなく無気力になる、憂鬱傾向になる、気分が沈みがちになる、不安や心配を感じる、感情の起伏が激しく涙もろくなる、集中力が低下し仕事や勉強の効率が低下する、性欲が亢進する又は減退するなど。
【乳房症状】
乳房の張った感じ、乳房痛、乳房のしこりなど。
【消化器症状】
吐き気、おう吐、食欲不振、食欲亢進、下腹部痛、下腹部の張った感じ、便秘、下痢など。
【その他の症状】
腰痛、頭痛、動悸、めまい、肩こり、耳鳴り、手足のむくみ、肌荒れ、にきびや吹き出物、眠気、倦怠感など。
【よくみられる行動】
掃除や片付けが嫌になる、部屋の整理や掃除が無性にやりたくなる、家事や仕事・勉強などやる気がおこらずだらだら過ごす、衝動買いをしたくなる、些細なことで他人と口論になる、外出が億劫になる、甘いものを無性に食べたくるなど
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| ■検査・診断 |
問診により、症状と月経周期の関係により診断できますが、確定診断のためには基礎体温をつけ、排卵がおこっているかどうかを確認することが必要となります。
精神疾患や他の婦人科疾患と月経前緊張症との鑑別診断が必要となります。
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| ■治療 |
根本的な治療方法はなく、それぞれの症状に対する治療がおこなわれます。
鎮痛剤投与、精神安定剤投与、整腸剤投与などの対症療法の他に漢方療法などがおこなわれます。
また、症状が強く生活に支障がみられる場合には、ピルを服用し、排卵を抑制することもあります。
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| ■アドバイス |
・自分の月経周期を把握し、自分の身体を知るために基礎体温をつけましょう。
・症状が重く、生活に影響するようであれば産婦人科を受診し相談しましょう。
・市販の鎮痛剤などの薬を上手に使いましょう。
・日ごろからストレスや疲れをためないようにしましょう。
・月経前緊張症を理解し、その時には上手に気分転換をはかったり、ゆっくりと過ごすようにしましょう。
・カルシウムやその他のミネラルが不足するとイライラしやすくなりますから日ごろから摂るようにしましょう。
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