| ■メニエール病とは |
さまざまな原因で、内耳の内リンパが増えたためにひきおこされる内耳全体の病気のことをいいます。
内耳からめまいが生じることをはじめて提唱したフランスの医師メニエールにちなんで命名されました。
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| ■原因 |
メニエール病の原因はまだわかっていませんが、主な病態が内リンパ水腫であり、この組織変化をひきおこす原因として炎症説、アレルギー説、内耳の形態・機能異常説、自律神経系の緊張異常説、ストレス説などがあります。
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| ■症状 |
メニエール病の三症候として、めまい、耳鳴り、難聴があります。
【まめい】
何の兆候もなくいきなりおこります。
めまいは、回転性めまいで激しく長い時間続き、発作中には悪心、おう吐、冷汗、顔面蒼白、頻脈などを伴うことがあります。
【耳鳴り】
めまいと同時または少し前から耳がふさがった感じで音が耳に響くような耳鳴りがします。
【難聴】
初期には低音の音が聞こえにくい程度の軽い難聴で、発作がおさまると軽減、消失します。
しかし、発作を繰り返しているうちに難聴が悪化し、全域にわたって聞こえなくなってしまいます。
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| ■検査・診断 |
問診により典型的な症状を認めることで診断ができます。
さらに、経過、病状の程度などを調べるために、聴力検査、平衡機能検査、内リンパ水腫推定試験(グリセオールテスト、フロセミドテスト)、電気生理学的検査がおこなわれます。
問診、診察、検査などをもとに、メニエール病の診断基準をもとに確定診断がおこなわれます。
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| ■治療 |
めまい発作がおこっている急性期には、安静にし体液のバランスをとるために点滴がおこなわれ、めまいによる不安が強い場合には精神安定剤が投与され、その他に吐き気、嘔吐がみらるときには吐き気止めの薬が投与されます。
内耳の活動を正常化させるために、ビタミン剤、末梢血流改善薬などが投与されます。薬物療法でめまい発作がおさまらず、日常生活に支障をきたす場合は外科的療法がおこなわれます。
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| ■アドバイス |
・激しいめまいのため、不安や恐怖がつよく、そのことで悪化することがありますから、めまいあっても命にかかわることではないと前向きに病気と向き合いましょう。
・日ごろから、ストレスをためないような生活の工夫をおこないましょう。
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