| ■狭心症とは |
心臓の筋肉に酸素を供給している冠動脈の異常によって血流量が低下し、心筋への酸素供給が一時的に不足し、胸部の不快な痛みを主症状とする虚血性心疾患の1つです。
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| ■狭心症発症の分類 |
【発症の誘因による分類】
・労作性狭心症…運動や作業など体を動かしたときに症状が出るもの。
・安静時狭心症…睡眠中や安静時に症状が出るもの。
【臨床経過による分類】
・安定狭心症…最近3週間の症状や発作が安定しているもの。
・不安定狭心症…症状が最近3週間以内に発症した場合や発作が増悪したもの。
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| ■原因 |
労作性狭心症は、冠動脈が動脈硬化などによって内腔が狭くなっているために、運動や作業、精神的ストレスなどが加わったときにおこります。
安静時狭心症は、何らかの原因で冠動脈が一時的に痙攣をおこし、血管が細く狭まってしまうためにおこると考えられています。
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| ■症状 |
前胸部、左乳房下左肩、左腕、みぞおち、背中などに狭心痛(胸がしめつけられるような痛み、圧迫感など)を感じます。
痛みの程度はさまざまで、強い痛みのときには呼吸困難を起こしたり、吐き気、おう吐、めまい、意識消失などがおこることがあります。
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| ■検査・診断 |
問診により、症状のおこりかた、発症時の様子、症状などが聞かれます。
狭心症の診断は、発作時の心電図により診断することができます。
発作がおさまっている場合は、運動負荷心電図検査によって診断がおこなわれます。その他、冠状動脈造影検査、心筋シンチグラムなどがおこなわれることがあります。
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| ■治療 |
発作時には安静にし、冠動脈を広げる薬剤、心拍数を抑える薬剤などの薬物療法がおこなわれます。
薬物療法で効果が得られない場合は、冠動脈の狭くなった部分を広げる手術やバイパス術などがおこなわれます。
再発作の予防として、冠動脈を広げるための薬や心筋の代謝を改善する薬、血栓予防のために抗凝固剤などがもちいられます。
発作時にはニトログリセリンを舌下します。
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| ■アドバイス |
・発作時は安静にし、ニトログリセリン舌下をおこないます。
・日常生活において発作をおこすことは避けて規則正しい生活をおこないましょう。・食生活に注意し、肥満を防止しましょう。
・禁酒、禁煙につとめましょう。
・脂っこい食事を減らし、野菜を多く摂るよう心がけましょう。
・減塩に心がけましょう。
・過労や睡眠不足は避けましょう。
・ストレスをためないよう工夫しましょう。
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