| ■くも膜下出血とは |
脳は外側から硬膜、クモ膜、軟膜の3つの脳脊髄膜に包まれて、クモ膜と軟膜の間のクモ膜下腔に出血がおこるものをいいます。
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| ■原因 |
非外傷性のクモ膜下出血の約80%が脳動脈の一部がこぶのように膨らみ脳動脈瘤を形成し、それが破裂しておこる嚢状脳動脈流破裂が占めます。
脳動脈瘤破裂によるクモ膜下出血は、毎年人口10万人あたり約12人が発症するといわれています。
脳動脈瘤破裂以外の原因としては、脳動脈瘤の奇形、血管炎、脳腫瘍などがあります。
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| ■症状 |
突然に激しい頭痛、吐き気、おう吐などで発症します。
頭痛は『ハンマーでなぐられたような痛み』と表現されるようにかなり強く激しい痛みであることがほとんどです。
ときには後頭部痛や頚部の張りを訴えることもあります。
出血の程度によっては、意識障害を伴う場合もあります。
脳内に血腫を形成した場合は、局所の神経症状がみられます。
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| ■検査・診断 |
クモ膜下出血が疑われる場合は速やかに頭部CT検査がおこなわれ診断がなされます。
クモ膜下出血の頭部CT検査による検出率は発症後時間の経過とともに低下します。
さらに出血部位の確定のために脳血管造影がおこなわれます。
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| ■治療 |
血圧のコントロールがおこなわれ、出血の再発を予防します。
手術は、動脈瘤の根元を止める開頭動脈瘤頚部クリッピング術が一般的です。
その他、クリッピング術が困難なケースや高齢者などには、足の付け根などの動脈から管を入れ、動脈瘤を塞ぐ血管内手術療法がおこなわれます。
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| ■アドバイス |
・いつもと違う頭痛を感じたり、吐き気やおう吐を伴う頭痛がみられた場合にはできるだけ早く受診しましょう。
・クモ膜下出血は20歳代〜30歳代の人に多く発症し、突然死や過労死の原因ともなっています。
・障害が残った場合には、リハビリテーションがおこなわれますが家族の支えが大切になります。
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