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味は、舌の表面、舌の付け根、口腔粘膜、咽頭、口頭の表面にある味蕾と呼ばれるもので感じます。
味蕾細胞にある味細胞が味を感じて、神経を介して脳へ味が伝達され、これらのどこかに異常があると味覚障害がおこります。
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| ■味覚障害の原因 |
【亜鉛不足】
味蕾の中にある味細胞は新陳代謝が活発で、この新陳代謝に必要な亜鉛が不足すると味細胞の新陳代謝が低下し味覚障害がおこります。
【薬剤の影響】
降圧剤、利尿剤、抗パーキンソン薬、抗うつ剤、抗リュウマチ剤、抗ヒスタミン剤、精神安定剤、睡眠剤、鎮痛解熱剤、抗がん剤、抗生物質などの薬剤と亜鉛とが結びつき亜鉛が欠乏となり味覚障害がおこります。
【全身疾患の影響】
糖尿病、胃切除後、腎疾患、肝臓病、貧血、内分泌疾患などの病気が原因でおこることがあります。
その他、妊娠によってもおこることがあります。
【口腔内の異常】
舌炎、咽頭炎などの疾患の他、口腔内乾燥、風邪やヘルペスなどの感染症の後遺症が原因となることがあります。
【神経の障害】
慢性中耳炎、中耳炎の手術によって神経が障害を受けおこることがあります。
【食べ物の影響】
辛い食べ物や刺激の強い食べ物が原因となることもあります。
また、食品に含まれる食品添加物などが原因でおこることもあります。
【ストレスなど】
ストレスや睡眠不足、過労などが原因となることもあります。
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| ■症状による分類 |
*味覚消失…味がまったくわからない
*味覚減退…味が薄く感じる
*解離性味覚障害…甘味だけが障害されるなど
*自発性異常味覚…口の中がいつも苦いような味がする
*悪味症…食べものが不快な味になる
*異味症…その食べもの本来の味と異なる味がする
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| ■味覚障害の検査 |
*血液中の亜鉛、銅などを調べます。
*味覚機能検査
味覚に関係する鼓索神経、舌咽神経を調べる検査で、電気味覚検査、濾紙ディスク法検査、ソルセイブ検査などがおこなわれます。
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| ■味覚障害の治療 |
生活の改善、亜鉛を多く含む食品の摂取などの指導がおこなわれます。
味覚障害の原因が亜鉛不足による場合やはっきりした原因がわからない場合は、亜鉛内服治療がおこなわれます。
服用している薬剤が原因の場合は、治療薬の中止、変更がおこなわれ、亜鉛内服治療も同時におこなわれます。
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| ■アドバイス |
・日ごろファーストフードやインスタント食品を多く食べる人はどうしても亜鉛が不足しがちですから注意しましょう。
・お買い物の際には、食品の原材料が記載されているラベルを確認し、できるだけ食品添加物が含まれてないものをできるだけ選ぶようにしましょう。
・栄養のバランスを考え、日ごろから亜鉛を多く含む食品を摂るよう心がけましょう。
・睡眠不足や過労、ストレスに注意し、生活習慣を見直しましょう。
・食事でどうしても亜鉛が摂れない場合はサプリメントなどを上手に活用しましょう。
・口の中を清潔にするよう心がけましょう。
・味覚障害の原因には病気が存在することがありますから様子を見すぎないで早めに受診しましょう。
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| ■亜鉛を多く含む食品 |
・魚介類…かき、いか、かずのこ、煮干、しらす干し、たらばがに、さざえ、干したら、うなぎの蒲焼など。
・海草類…海苔、寒天、わかめ、干しひじき、昆布など。
・豆類・豆製品…あずき、いんげん豆、納豆、、きな粉、湯葉、豆腐など。
・種実類…カシューナッツ、アーモンド、ごま、栗、干し柿など。
・肉類…牛レバー、牛肉、豚肉、ウィンナーソーセージ、プレスハムなど。
・野菜類…パセリ、干ししいたけなど。
・その他…チーズ、抹茶、緑茶、玄米茶、ココア、紅茶など。
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