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汗ばむ季節になると自分の体臭が気になり、外出も億劫になってしまう方も少なくありません。
人はだれも体臭があるのですが、中にはワキガ(腋臭症)の場合もあります。
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| ■ワキガ(腋臭症とは) |
ワキガ(腋臭症)は、脇の下にあるアポクリン腺という汗腺から分泌される汗の一種で、それが細菌などに汚染されて発生する刺激臭のことをいいます。
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| ■汗とは |
脇の下には、汗を出す汗器官が二つあります。
1つはエクリン腺といわれるもので汗を出します。
エクリン腺は、皮膚の表面に開口部をもち、暑いときには大量の汗を出し、寒いときにはほとんど汗を出さないという作用で体温調節をおこなっています。
また、皮脂と混ざり合って皮脂腺をつくり、皮膚を保護する作用もあります。
もう1つの腺はアポクリン腺といわれるもので、開口部は毛根部に開いています。
脇の下、乳房、へそ、性器、肛門周囲にごくわずかにあります。
このアポクリン腺から分泌される汗は、黄色みを帯び、分泌量はエクリン腺よりも少ない量です。
エクリン腺は環境温が上がると分泌が盛んになりますが、アポクリン腺は温度変化よりも精神の動が高くなると分泌量が増えます。
アポクリン腺から分泌される汗がどのような役割を果たすかということはわかっていませんが思春期以前は分泌されないこと、壮年期に盛んになり、老年期には衰退することから、性的成熟や性生活に関係していると考えられています。
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| ■ワキガの原因 |
ワキガは、アポクリン腺から分泌される汗が原因です。
アポクリン腺から分泌される汗は分泌直後は無臭なのですが、時間の経過とともに刺激臭に変化します。
アポクリン腺から分泌された汗そのものが原因ではなく、アポクリン腺から分泌された汗が皮膚表面に常在する細菌によって分解され、さらにホコリや皮膚の老廃物、汗に含まれる脂質と混じり合って刺激臭を放つようになります。
また、毛根にすむダニも原因の1つだといわれています。
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| ■あなたはワキガ体質? |
気になるにおいがワキガかどうかチェックしてみましょう!
1.耳アカがやわらかい。
耳を綿棒でこすったときにキャラメルのような耳アカがつきます。
2.服の脇に黄ばみができる。
服の脇の部分に濃い黄ばみができる。(制汗剤の使用は中止してから様子をみましょう。)
3.脇毛が多くて、濃い。
アポクリン腺は毛根近くに存在しますから、脇毛が多いとアポクリン腺も多い可能性があります。
4.脇の汗が多い
ワキガの人は汗をよくかく多汗症の人が多いようです。
5.家族にワキガの人がいる。
ワキガは30%の遺伝率だといわれています。両親のどちらかがワキガのときは可能性はあります。
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| ■におい対策 |
【軽症の場合】
・汗をかいたら、ウエットティッシュや濡れたタオルで拭きとりましょう。
・下着は通気性、吸湿性の良いものを選び、毎日とりかえましょう。
・毎日の入浴のさいには石鹸で丁寧に洗い流しましょう。
・脇毛を抜く、清潔と乾燥に心がけるのも良い方法です。
・市販の制汗剤や殺菌スプレーなども効果があります。
【重症の場合】
・日常生活の中で気をつけても症状の改善がみられず、社会生活に支障を来たすような場合は受診してみましょう。
・治療法としては、手術療法、レーザー療法などがおこなわれます
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